魂で絵を彫った画家【フィンセント・ファン・ゴッホ】

こんにちは、美術オタクのゴリアテです。

 

美術に浸らぬ人からも認知度の高い有名画家について語っていきますぜ。

 

「ひまわり」1888年

そう、ゴッホです。

こちらは損保ジャパン日本興亜美術館に常設されているひまわりですね。

常設展示なのでいつの展覧会でも出口近くで見られます。

 

ではさっそく、一緒にゴッホの絵を見ていきましょう!

 

ゴッホってこんな人

「自画像」1887年

フィンセント・ファン・ゴッホ (1853-1890)

オランダ生まれの画家です。結構若くしてこの世を去っています。

今では一般常識とでも言うかのように有名な画家ですが、生前で売れた絵は一枚だけ。親友のポール・ゴーギャン(※この人も画家)との仲違いで自ら耳を切る「耳切り事件」も有名ですね。画家の病み期のテンプレとして用いられてるのを見かけます。

 

美術史のなかでは「ポスト印象派」という区分の代表画家として扱われています。

映画はもちろん、ゴッホの生涯を題材にした漫画もありますね!

 

ちなみに、ゴッホの「ひまわり」は実はシリーズもので、世界に7作品存在しています。友達のゴーギャンと同居する際、寝室に飾る絵として作成されたものなんですよね。7作品も描いてみるなんて相当ウキウキだったのかもしれませんね。

「寝室に飾る絵」として見るとまた印象が変わるかもしれません。

 

絵画を彫る

「医師ガシェの肖像」1890年

 

ゴッホは木版画でも彫るかのような豪快なタッチ(筆跡)が特徴的ですよね!まるで「絵画の彫刻家」です。立体的な絵画といえば最初にこの人がイメージされます。

原色を用いる画面、ゴリゴリにのせられた絵の具たち…

まさに唯一無二の作風の持ち主ですね。一目見てわかる画家といえばこの人ではないでしょうか。

「ひなげし畑」1890年

 

さて、そんな明るい絵を描いてるイメージが多いゴッホですが、実はもともと暗い絵ばかり描く人だったんです。

「ジャガイモを食べる人々」1885年

たしかゴッホの絵が明るくなったのは彼が世を去る5年前くらいだったはず。

 

 

 

「ジャポネズリー:おいらん」1887年
「ジャポネズリー:梅の開花」1887年

彼は日本に憧れを持ってたらしく、浮世絵のコレクターもしており、ゴッホの絵の構図や淡い色遣いには浮世絵に影響が見えます。

フランスのアルルという地に来て以来、絵が明るくなったと言われています。彼なりの日本像がアルルに重なり、気に入ったんですって。「きっと日本はこんなところなんだろうな」と。

「花咲くアーモンドの木の枝」1890年

この作品は特に、間の取り方とか余白の美しさとか浮世絵の影響が顕著に表れていますね。

 

「夜のカフェテラス」1888年

この「夜のカフェテラス」は特に見ごたえある作品だと個人的に思っております。

コバルトブルーの夜にイエローのカフェテラスが賑わってる。洞窟の中で光る宝箱を見るようなキラキラ感が味わえますね。この補色対比気持ちいいですよね。

 

有名過ぎて参考にするのを控える人もいますが、実物を見ると下地も上手く利用して一つの画面を作り上げてるのでやはりとても参考になります。補色の使い方が素直且つ美しく、色彩的に気持ちいい画面を作ってくれています。

 

 

ゴッホの絵は胃もたれがするくらい見応えがあります。有名どころだろうと、絵を描く人も隅々までゴッホの作品を見ると良き発見がありますよ。

ゴッホの作品は展覧会でよく見ますので、ぜひ、美術館に足を運んでいただいて、実物のゴッホの作品をじっくり見てみてくださいね!

 

 

では今回はこの辺で!

よきアートライフを!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です