繊細な変化で闇と色気を持った『線』の画家【エゴン・シーレ】

こんにちは、美術オタクのゴリアテです。

 

絵を描いていればどうしても作家研究が必要になってきますよね。

 

ということで

今回は美術オタクらしく、好きな画家について語っていきます。

 

今回紹介するのはエゴン・シーレ、美術の教科書にもよく載っているのですでにご存知の人もいるのではないでしょうか。

ではでは、時代背景や当時のシーレ自身に触れながら絵を見ていきましょう!

 

エゴン・シーレってこんな人

出身はオーストリア

ウィーン生まれの色男です。

しかし生きていたのは1890年~1918年…28歳で若くして世を去りました。スペイン風邪でね。

 

「接吻」で有名なグスタフ・クリムトの弟子ということでも知られていますね。

 

「死と乙女」1915年

やはり有名なのはこちらの作品ですね。シーレの生を描いた映画の主軸にもなっています。

 

画家は自由で個性的な人が多いと言いますがシーレはその中でもかなりヤバイ部類で、4歳離れた妹と近親相姦したり少女に手を出したりで、刑務所に入ってたこともあるなかなかの人物です。

 

既婚者でもあります。

 

エロティシズムとセルフポートレート

 

急に横文字を使ってしまいすみません。

エロティシズムは性表現、セルフポートレートは自画像のことです。

エゴン・シーレの作品は女性の裸体・性表現、そして自画像が多かったんです。さすがクリムトの弟子といいますか、クリムトはそこにも惚れ込んだのでしょうね。ポルノ絵画など、倫理的に問題のあるタブー視される作品を多く生み出していました。なかには同性愛を扱った絵画も多くありましたね。

 

「ほおずきの実のある自画像」1912年

 

さて、そんなえっちな作品をよく描いていたシーレ氏

色使いもそうですが、やはり注目したいのはその怪しい線

「黄色いスカーフの少女」1913年
「母と娘」1913年
「服を脱ぐ女」1914年

 

この線使いがかなり良きなんですよね。

 

人物画で有名な彼ですが、家などの建造物もよく描いています。なぜかは言われてないのでわからないんですけどね。

これは個人的な意見ですが、彼のの持ち味は建物の方がおもしろく出ているように感じます。

「黄色い街」1914年
「トリエステ港」1907年

どの作品も線がかっこよくて良きなんですけども、私はこの「トリエステ港」がお気に入りです。

右上のゴチャゴチャ感を線の良さをころさずシンプルに片付け、安心して彼の「線」を堪能することができます。さっぱりしているのに欲張りセットのような画面なんですよね。美味です。

画面作りもそうなのですが、水面の歪みに着目して、彼の持ち味であるをよく魅せていて、一目惚れしましたよ。味のある線とはきっとこのことを言うんだなと。

 

 

 

もしシーレに興味が湧けば彼の作品をもっと探してみてください。

ここではお見せしなかった過激な表現や、生唾を飲むような作品がたくさんあるのでね。あなただけのお気に入りもきっと見つかるはずです。

 

 

それでは今回はこのへんで

よきアートライフを!

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