こんにちは、美術オタクのゴリアテです。

画材屋さんに行くとそれはもうたくさんの道具に出会うと思います。
その中でペーパーパレットって見たことありますか?
「見たことあるけど使い方わからないし…」
「何かわからないから放置しちゃった。」
って人もいると思います。
実は、絵の具を出すパレットにも金属製や、大理石製、木製、紙製など…色々種類がありまして、その中でもペーパーパレットと木製のパレットがこの界隈では最もスタンダードといえるでしょう。
今回はそんなペーパーパレットと木製パレットの違いや使い方、それぞれのメリットを紹介します。
昔ながらの木製パレット

絵を描くパレットといえばこれをイメージする人が多いと思います。
オリジナルで木の板を加工して作ってる人もたまに見かけますね。
使い方は
- 混色スペースを広めにあけ、色順に絵の具を並べて出しす。
- 混色スペースで色を作りながら描く。
- 作業が終わる度、混色スペースの絵の具を拭き取る。
- 出した絵の具はラップをかけて保存。
ざっとこんな感じです。
メリット
- 画面に色をのせる際、ギャップが少ない(個人差あり)
- 絵の具の保存に向いてる。(暗い色ほど長持ち)
絵の具の保存をする場合は、ラップを被せておくとより長持ちしますよ!
ちなみに、木製パレットの上で速乾剤を使うのはオススメできません。速乾剤を使う場合は間違いなくペーパーパレットがいいですよ。
超便利!ペーパーパレット

一言で表すなら、紙が綴られている使い捨てパレットです。
紙パレットと呼ぶ人もいます。
使い方は
- 作品に使いたい絵の具を出す。
- 好きに使う。
- スペースが無くなったらその面を剥がして捨てる。
といった具合です。
裏写りを心配はございません。ツルツルの紙でできてます。
めくるだけで簡単に剥ぎ取れるので使い勝手が非常によろしい!
メリット
- 手入れが不要
- 剥がせばきれいな状態になる
- アクリル絵の具も使える!
ただし、絵の具の保存には向いていません!ペーパーパレットの上で長く油絵具を保存しようとすると油が染みてきます。あとは白いペーパーパレットだと画面に色をのせる際、明るすぎることがありますね。
グレーのペーパーパレットというものもあるので、是非試してみてください!
最もリーズナブルなパレット
ここまで紹介しましたが、実は一番安いパレットというのもあります。
作り方は簡単。
板(ダンボールでも可)を用意して、ラップをまくだけです。
使う分にはこれだけで役割は果たせます。不格好ではありますが、かなりお手軽です。
水道代もかかりません!
まとめ
さて、今回は木製パレット・ペーパーパレットの違いを主に紹介しました。
いかがでしたか?
木製パレットは手入れをしないといけないので、ペーパーパレットユーザーが多めだと思います。木製は水道代もかかっちゃうのでね。
これは人によるとは思うのですが、ペーパーパレットは複数持ってると便利ですよ。
広いところを塗る用とか、原色使い用とか自由度が高いのも生かしどころですからね!
私は5枚持つようにしてます。
では今回はこの辺で
よきアートライフを!
コメントを残す