水張りのやり方&剥がし方【画像解説付き】

 

水張りというものをご存知でしょうか?

 

美術系の学校なんかに通っていると

「次の授業で使うから、水張りしといてね」と言われたり…

絵を描いてる友人に

水張りすると便利だよ!」っと言われても何ソレ?状態だったり…

 

 

急に知らない単語使われても困りますよね。

 

 

今回は水張りとは何なのか、水張りの方法・剥がし方を画像付きで解説します。

 

何のために水張りするの?

普通、水彩絵の具やアクリル絵の具で絵を描くと、紙が波打ちますよね。

せっかく一生懸命描いた作品でも、ヨレヨレになって撮ってもイヤな影がついたり…

紙がヨレるだけでかっこがつかない仕上がりになってしまいます。一度そうヨレヨレになってしまったらまず戻せませんからね。

 

そんな悩みを解消すべく、

最初から紙を固定してヨレた仕上がりにならないように対策するのが水張りです。

 

水張りのやり方

 

用意するもの

  • 水入れ
  • 刷毛
  • 水張りテープ(ホッチキスでも可)
  • パネル (今回はA4とF3のものを使いました)
  • 紙 (今回は画用紙を使いました)
  • 布(きれいなもの)

 

全部画材屋さんに行けば手に入ります。

パネルがよくわからんという方は

「水張りするパネルを探してるんですけど…」と店員さんに聞けば確実です。

 

 

刷毛(はけ)は平たく広く優しく塗れて、まだ一度も絵の具を付けたことがないものを使いましょう。

刷毛の幅は5cm以上ないと使いづらいと思われます。

 

水張りテープには絶対に水をこぼさないように気を付けましょう!

テープがくっついて使い物にならなくなっちゃいますからね。

 

紙はパネルよりも4辺それぞれ1cmずつくらい大きいものを使ってください。

あらかじめ大きいサイズやロールで買ったものを自分でカットして使っても大丈夫です。ちなみに、使う紙は基本何でも大丈夫です。紙ならOKです。

 

画像は使い古しの画版の上でやっちゃってますが、

なるべく広くて平らで綺麗な机の上で作業するのが理想的です。

綺麗なところでやらないと、こんな感じでいつの間にか手に墨汁なんかがついてたりして汚れちゃいますぜ。(しくじり談)

 

水張りテープを使った方法

まず、紙の裏面にひたひたに水を塗りましょう。

基本的にほとんどの紙は表がザラザラ、裏はツルツルした構造になってます。

結構ひたひたで大丈夫です。紙が荒れないように優しく水が染み込むように…

この状態で1分以上置きます。

 

待ってる間に一仕事、

水張りテープくんを紙の幅+αくらいにカットします。

水張りテープは手でちぎって大丈夫です。

 

1分ほど待ったら紙が乾かないうちに各辺1cmくらい紙があまるようにパネルの上にのせましょう!ここですでに中心から外側に向かって放射状に撫で、なるべく空気を逃がしておきましょう。

パネルと紙の間の空気をなくすことが綺麗に水張りを仕上げるコツです。

その際、あらかじめ各辺に折り目をつけておくとやりやすいです。

 

では、さっそく水張りテープを貼っちゃいましょう!

こんな感じで水張りテープをのせて、真ん中から外側に向かって撫でつけるようにして貼り付けていきます。

 

これを4辺にほどこします。

テープを張る順番はこの順番がおすすめです。

水張りテープを張る際、端っこと四隅には特に気合入れて空気を外に逃がしてあげましょう!油断してると後でしれっとぽっこりしてたりします。

 

そして完成です!

中心はこれくらいよれてても乾けばピーン!と平坦になってくれるので心配いりません!

今回使った大きさなら1時間ほどで乾いてくれます。

 

ホッチキスを使った方法

ひたひたにしてするところまでは同じで、あとは水張りテープの役割がホッチキスになるだけです。

この順番で止めてあげましょう!

 

世の中にはガンタッカーという強めのホッチキスもありますが、

水張りの場合だとホッチキスのほうが安全で扱いやすいです。

 

ガンタッカーはキャンバス張りでは活躍してくれますが、水張りならホッチキスで十分です。

ホッチキスの方法は比較的かなりお手軽なんですけども、

水張りテープでやったほうが強度は安心できます。

 

それぞれのケースに合わせて判断ください。

 

水張りの剥がし方

カッターくんの出番です。

剥がし方!…と言ってもたいそうなことはせず、水張りテープと紙の境目に切り込みを入れ、剥がすだけなんです。

あとは作品のサイズにカットするだけ!

 

ホッチキスの場合はとめたとこを抜いていくだけでいいのでなかなか楽です。

 

ちなみに…

実は水張りには平張りというのもございまして…

さっきの応用でこんな感じの水張りも可能です。

大きいパネルに貼り付けるだけ…と簡単なので、慣れたらせひ挑戦してみてください!

 

 

さて、

今回は水張りの知識、やり方、剥がし方をご紹介しました!

いかがだったでしょうか。

 

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ではまた、他の記事で会いましょう!

よきアートライフを!

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