明るさと暗さを使って絵の描く方法【明度と調子とシルエット】

こんにちは!絵を描くタイプの美術オタク、ゴリアテです。

 

 

絵を描く上で明度って意識されていますか?

 

実は、絵の構図や雰囲気を考える中で絵の中の明るさや暗さを意識するのは、結構大事な要素になってきます。私はこれを意識するまで、何と言いますか、退屈な画面しか描けずに頭を抱えていた時期がありました…

明度くんは「構図」というものを構成する四天王の一人でもありますからね。

 

今回は明るさと暗さ、すなわち明度を使った絵作りの方法を紹介します。

 

 

明度で絵を描く

 

明度で絵を描く場合、調子(トーン)が深く関わってきます。

では最初に、こちらの絵を例に明度とトーンの関係性を解説していきましょうか!

 

 

この絵の中で目立たせたい主役はバスタブに入ってる女性ですね。

ではいってみましょう!3つパターンを用意しました。

 

 

こちらはぜんぶ中性的な調子になっています。はっきり明るいとも暗いとも言えないグレーだけで構成されてしまっているため、画面全体が眠たくなってしまっています。

退屈な画面ってやつですね。

これは少々キッパリ明るい場所と暗い場所が欲しいところ…

 

 

❶だと眠たい画面になってしまったので、コントラストをかなり高くしてみました。

少し視線誘導を入れてみたものの、バスタブの影や窓のフチの暗さが女性の頭部と同じくらいの強さで目に付いてしまいます。何を見ていいのかイマイチはっきりしない画面になってしまいました。

なんだか❶で見た中間色が恋しくなってきましたね…

 

 

ということで、中間的なグレーとコントラスト強めの暗さと明るさを共存させてみました。

安心して女性の頭部に視線が誘導されますね。

親切に他の要素もうるさすぎず、微妙な調子で描ける表現も出てくるのでよき画面ができあがりましたね!

 

 

「シルエット」を見せて主役を際立たせる

 

調子とコントラスト高めを共存させるうえで注目していただきたいのがシルエットです。

主役を縁取っているキワを最もコントラスト高め(明度差高め)にしてあげてください。

 

そうして主役のシルエットが見やすくなるよう調整すると、みる側にとって親切な絵作りをすることができますぜ。

 

 

まとめ

今回は絵の構図4要素の一つ、明度を使っての絵作りの方法を紹介しました。

 

明度での絵作りポイントは

  • コントラストと調子(トーン)を共存させるとちょうどいい
  • 主役はシルエットをくっきりさせる

です。

 

 

どうでしたか?

巨匠の絵の明度やトーンの構成を意識して見てみると新しい発見に出会えるかもしれませんね。

 

ちなみに、こちらの記事で「そもそも構図の見方がわからない!」という人向けに構図を構成する要素を解説しているので「構図わからぬ」という方はぜひ目を通されてくださいね。

【意識するだけで絵が格段に良くなる!?】絵画の構図4つの要素

 

 

 

では今回はこの辺で

よきアートライフを!

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