自分の絵を客観的に見たいならその絵とは距離をとるべき

 

 

   

「離れて見て〜〜!」

 

これが美術科高校に通ってた時代の先生の口癖だった。
油画…粘土…デザイン構成…だいたい制作のある授業では全ての授業で言っていたのですが、

特に木炭や鉛筆デッサンの授業で言われることが多かったなと思い出しました。

これを別の言葉で言い換えると
「自分の絵を客観的に見て〜!」

という意味なんです。

 

 

 

どうも、兄弟の頭に円形脱毛を発見したショックでその夜は自分の髪の3分の1がなくなる夢を見ました。

美術オタクのゴリアテと申します。

 

 

 

なぜ「離れて見て〜!」と連呼していたのでしょうか?

今回は絵を客観的に見るにはどうしたらいいか客観視する必要性を踏まえてお話していきます。

 

 

 

客観視する必要性

 

 

なぜ客観視する必要があるのか?

 

まずはここを確認しておきましょうか。

ここからは「客観視は必要」という考え方を前提に話すのでね。

そんなのわかってるよ!!
って人はこの見出しを飛ばしていただいて大丈夫です。

 

 

ではさっそく、結論から話します。
なぜ客観視は必要なのか…?

 それは、

目が慣れてしまうから
なんです。

 

 

えっ目が慣れるって何ぞ;;

ってなった人もいるかもしれません。

 

 

 

絵を描いてるときって、最長でも腕の長さくらいは絵に近い距離で描いていますよね。

結構近いですし、細部の描写になるとズームして描くわけじゃあないですか。そうなると、主観が強くなり、ズームして描いた場所へのこだわりだったり自分の頑張った描写だったりについ目を惹かれ、少なからずどんなに上手い人でも私情が混じるもの…

 

 

すなわち、客観視しないということは
絵全体のバランスが見えなくなっちまう!

ってことなんです。

 

 

 

もちろんこれがお遊びの絵だったり「好きにさせてくれ!」という娯楽としての作品なら何も問題はありません。
しかしながら、「人に見せるモノ」と考えたり絵に上手さ(※描写力的な上手さに限定しない)を追求するとしたら客観視はどうしても必要になります。

 

 

じゃあどうやって自分の作品を客観的に見たらいいの?

 

 

 

ではここからは自分の作品を客観視する方法を

  • 人に頼れる場合
  • 1人で確かめる場合


この2点に分けてお話ししましょう。

  

 

 

 

人に頼れる場合

 

 

 

見てもらう

 

twitterやインスタ、FacebookなどのSNSに投稿してみましょう!

しかしここで念頭に置いといてほしいのは、実力は数字ではないということ。

 

私は承認欲求は健全なものだと思っていますが、SNSというのはそれが結構なパーセンテージで渦巻いているもの…
正当に、しっかり自分の絵を鑑賞してくれている人はごくわずかだと思っておきましょう。

 

 

 

これはあくまでSNSのなかという額に入れ、「投稿されている」という状態にある自分の作品を見ることに意味があるのでね。

そうすることでしっかり自覚でき、「人に見られるところにある」がゆえに普段見てるだけじゃ見えない部分を気にかけられるよいになります。
あといいねが来たら嬉しいです。モチベ-ションにもなります。

 

一旦、こうして色んな人が投稿しているなかに自分の作品が混ざったという状態に置いてみて自分なりに比較し、自分にないものを分析できたら最高です。

 

※理由は伏せますが、知恵袋はオススメしません。

 

 

講評会をする

 

これは美術系に学校や予備校、教室に通ったことのある人は経験があるでしょう。

ともに絵を描く者どうしがその絵のいい部分、またはできてない部分を指摘し合い、自分の絵からだけでなく他の人が描いた絵からも栄養が吸収できる…そうして新たな進化を手に入れられる。
うん、かなり生産性がいいです。

 

しかしながら、これがただの褒め合いやお世辞の言い合いになったりマウントの取り合いになってしまうならただの時間の無駄でしかありません。

褒められたい!気持ちよくなりたい!ということだけが目的だとしたらいいんですけども…

この記事にたどり着いたってことは、
それが目的じゃないでしょう?

 

 

 
やるなら絵に対しての姿勢が誠実な人を集めましょう。

 

 

1人で確かめる場合

 

 

では次に1人でできるお手軽な方法を紹介します。

 

立って離れて見る

 

 

私の先生が
「離れて見て~~!!」
と言ったように、実際に立ち上がって離れて見てみましょう。

離れて見ることで「絵の偏り」がはっきりわかるようになります。

 

 

たとえば、実際には薄い壁のシミなのだけれども自分はとてもとても気になってるとしましょう。しかし自分以外から見たら「え?そんなのある?」だったり全然気にならない人が大半…という現象。
それが客観視ということ。

 
こだわりだったり気になったものっていうのはつい意識してしまって自分の中で存在が肥大化してしまうものですからね。
全く悪いことではないし、主観がテーマだったりで絵にそういう狙いがあるならそれでいいのですが…

 
特に狙いがない場合やシンプルな静物デッサンだったりではそうはいきません。
「自分のフィルターを通しているとこう見えてるが、実際にはどう見えるんだ?」というのを確かめるべく、立って離れて見るのです。

 

 

 

物理的に距離を置いてみる

 
これはちょっぴり悩んでる人向け。
且つ中級~上級者向けです。

 

これをする必要がある人は
自分の絵に「なんで描けないんだ!」と頭を抱えてしまっていたり、マンネリを感じていたり、創作意欲が湧かない・

絵を描きすぎ…というわけでもないかもしれませんが、

冷静でない悩み方をしていたり、絵に近すぎるという可能性があります。
客観視できてる一方で客観視できていない部分がある…

ちょっと表現が難しいな…

 

 

この現象についてはこちらの記事に書いてるので、心当たりのある方はぜひどうぞ。
▼「絵が楽しくなくなった。描きたくない。」ときの対処法

 

 

自分が絵初心者だなと思う人はまだやらなくて大丈夫です。

 

 

最後に

 

さて、ここまで自分の作品を客観視する方法をお話ししました。

 

いかがだったでしょうか。

 

できればすべてやってみてほしい。
最低でも1人でできるお手軽な「立って見る」ことはどのジャンルの視覚芸術でもやってみてほしいです。

それはもう癖になるくらいに!

絵の上手い人は9見て1描くといいますからね。

 

見る:描く=9:1

です!

 

 

ここ、アートの正門ではこのように絵で困ったことや絵の描き方などを紹介しています
興味を持った方はカテゴリー欄からどうぞ!

 

 

 

 

ではでは今回はこのへんで!
よきアートライフを!

 

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