絢爛で官能的な画面と女体のシルエットといえば【グスタフ・クリムト】

 

こんにちは。ゴリアテと申します。

 

 

好きな画家はいますか?

ここでは、作家研究のカテゴリー内で好きな画家・参考にしたい画家を見つけるお手伝いが出来たらなと思います。

 

 

クリムト展、見に行かれましたか?

今回は、グスタフ・クリムトの周辺の知識と、美術オタク目線で作品の魅力を語っていきます。

 

クリムトってこんな人

 

(画像はWikipediaより
引用)

オーストリア、ウィーン生まれの画家。

7人兄弟の次男でした。

生涯独身だったものの、たくさんのモデルと愛人関係だったといいます。

 

クリムトの弟、エルンストとゲオルグはそれぞれ彫刻師・彫金師になり、クリムトの作品の額を設計を行っていました。

 

 

彼の作品で有名なのはやはり「接吻」

「接吻」1907-1908

見たことある方も多いでしょう!

クリムトの“黄金の時代”を代表する作品ですね。

黄金の時代の作品にはキャンバスに油彩だけでなく、金箔が使ってあります。なんともロマンチックでゴージャスな作品です。

豪華絢爛な作品を描くクリムトには裕福な顧客が多かったのですが、クリムト自身、自分の外見や育ちにコンプレックスがあり、あまり自分のことは語らなかったといいます。

 

 

彼は闇と線が印象的な作品を描くエゴン・シーレを弟子にとっていました。

また世界観の違う作風ではあるものの、シーレの作品にもがっつりクリムトの影響が見えますね。

 

 

女性を描く線

 

クリムトといえば金!をイメージさせるキラキラした装飾的な画面が印象的で、そちらも魅力的です。…魅力的なんですけども、私が見ていただきたいのは彼のクロッキーです。

線に注目していただきたい。

 

「高慢な女性の肖像」

 

「くつろぐ少女」1912

 

なんだか見てるこちらが照れてしまうような、感情のある女性の色っぽい表情、曲線を描いています。神秘的な印象を与える画面を主に人体そのものや、それに影響されたものたち(なびく布のシワなど)を重点的に繊細に描いていて、女性以外は飾りで、おまけなような印象を受ける。

女体というか、人の体のおもしろい曲線やシルエットをひろって表現する画家なので、人体が好きな人なんだなという印象を受けます。

 

 

「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」1907

ここではそこまで出しませんが、クリムトの作品は官能的なテーマが多く、また、妖艶な画面を描きつつ若い女性の遺体を描いた作品など、『死』を感じさせるものもありました。

官能的でも上品さを忘れていない…それがクリムトの人物画の魅力なのではないでしょうか。

細かいところでは日本の浮世絵の影響も見られます。

 

 

人物画のイメージが大きいクリムトの作品ですが、実は風景画も多く生み出しています。

 

  

「アッパーオーストリアの農家」1911

  

「けしの咲く野」1907

 

 

しかもこの風景画たち、黄金の時代の作品とほぼ同じ頃に描かれているんですよね。憧れていたのか、ところどころ色づかいや絵肌にゴッホの影響も見えますね。

 

 

クリムトの風景画で特に好きな作品があるのですが、画像を持っておらず、紹介できなくて残念です。湖の岸だったか、波がキラキラした作品です。層が決まってて美しかったのを覚えています。

いつかの美術館で見た作品でした。。

 

クリムトの作品はまだまだ紹介し足りないものも多いです。興味が出た方は、クリムトの深みにはまってみてはいかがでしょうか。

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