こんにちは、美術オタクのゴリアテです。

色を意識して作品を創ったことはありますか?
どんな絵を描こう?と思ったとき一つの色を基調にして考えたり、差し色としての効果、色から受ける印象を知っておくと作品の幅が広がるかもしれません。
私はそのなかでも、緑は扱いやすい色だと思っています。
今回は「緑」が持つ印象、また、緑の使いどころを紹介します。
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恵み
実は緑は前に出てくる色の一つでして、他には赤、黄、紫があります。扱いやすいとは言いましたが、主張が強い色ではあるんです。しかしながら他の3色と比べると最も扱いやすいんですよね。使ってる人も多いように感じます。

では前提知識をいれたところで、本題に入っていきましょう!
緑には「恵み」を印象付ける機能があります。
ここは人によりますが、私は緑を見て一番に植物関連の恵みを連想する人です。黄色と組み合わせて植物を描くと生き生きした印象に持っていけます。そこに白も入れてあげると水分を感じさせられますね。
色から連想されるものによって、作品のテーマがどういったニュアンスで描かれているのか演出する効果もあるので、結構色選びって重要なんですよね。
芸術のくせに自由じゃないじゃん!
あらヤダ!堅苦しい!!
こう感じる人もいるかもしれません。
恵みを感じさせたいなら緑を使え!って話ではないんです。それに関しては「恵み」という言葉の概念にまで至るので終わりがないんです。人によって認識のズレがあるのは当然だからね。
そこは描き手が「どう感じさせたいか」で選ぶところなので「自分はこう感じた!」で描きたいなら自己表現の色として用いればいいんです!これはあくまで緑は一般的にこういう印象を受けるのはこの色で、こういう演出ができるよって話ですからね。
絵にこれはこの色で描けなんて本当に野暮ですし、あなたがそう感じたなら青い葉っぱがあっても白い葉っぱがあってもいいんですよ。
ちょっと話がそれましたね。本題に戻りましょう。
さわやか

緑には安全で、平静とかリラックスできるような印象を受けさせることができます。
共に若々しさも演出できるので余裕や誠実さ、初々しさもともに連想させることができるやすらぎカラーなんですよね。目に優しい色とも言われてますからね。
私は結構暴れん坊なタッチ(筆跡)で描くのですが、色とうまく組み合わさって画風も崩さず落ち着いた印象も持たせることができるので緑には何度も助けられてます。マイヘルピングカラーくんですね。
ピンクと組み合わせてサブカル感

こういったドスの効いたピンクと組み合わせることに酔ってサブカルチック(現代っぽい)な絵に仕上げることもできます。
緑と言えば郷愁といいますか、扱いやすい色ってのもあってイモくさい印象を受けるものですが、若者ピンクとの相性バツグンですぜ。ピンクは扱いにくめの色にはなりますが、ぜひ試してみてくだせえ。
ひとむかし前は彩度高いレッドと緑の組みがサブカリーだったよね。もっと前になるとオレンジ&緑かな。
まとめ

今回は緑がもたらす印象についてお話ししました。
緑には恵み、やすらぎ、さわやかさ、平静、植物、リラックス、安全、誠実といった印象を与える効果があります。また、強気なピンクと合わせることによってサブカル感も演出できますね!
いかがだったでしょうか!
描くものに迷ったら「こんな絵が描きたい」で色から決めるのも手ですよ!個人的に緑はオススメ色ですので。
緑以外にもそれぞれの色の印象はこちらで一覧にしているので見てみてください。
では今回はこの辺で!よきアートライフを!
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