こんにちは、美術オタクのゴリアテです。

画家、版画家、音楽家、彫刻家、建築家、小説家etc.
芸術家たちってとにかくかっこいい名言をたくさん残していますよね。
私自身、過去の芸術家の生き様や人間としての成長を貰ったと言っても過言ではありません。
今回は画家に的を絞って名言を紹介していきます!
名言を残してきた画家達
芸術家と言えば変人やトんでる人ばかりだとイメージされがちですが、名前を残している画家はみな思考が大好きだったりそれぞれ思想をもって生きていました。
絵は視覚でとらえ自己解釈してアウトプットするものです。そのぶん、画家たちは「見る」プロでもあります。芸術家にクスリや酒飲みが多かったのは世間の嫌なものが見えすぎた結果だと考察しています。
これは私個人の意見ですが、芸術に限らず現在進行形だったりで何かを突き詰めたりこだわって研究した経験のある人は達観している印象がありますね。

岡本太郎
情欲に流されるのはいい。だけど、流されているという自覚を持つんだ。
引用:岡本太郎『愛する言葉』
ええそうです。「芸術は爆発だ!」でおなじみの岡本太郎です。
情欲に流されるというか、我慢ばかりしていては人生無理ゲーですよ。ただそこで「私は何をしているんだろう…」と迷わないよう、現実逃避をする自覚はするようにしています。キッパリ「息抜きの時間」と称して存分にね。
そこの境目が曖昧になっては何を中心として生きているのかわからなくなっちゃいますものね。
自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。
岡本太郎の名言
そんなものぶち壊してしまえ!
いらないプライドを持っていた学生時代、この言葉は刺さりました。守るものなんて何もないのに恥をかかないように恥をかかないように…と必死で何かを守ろうとしていたんですよね。本当に何を守っていたんだろう…一時の感情でしかないのに。
この言葉が目を覚ます手伝いをしてくれたのを覚えています。
勝手なイメージですが、岡本太郎氏は多くいる日本人画家のなかでもマトモな人だなという印象を持っています。
twitterには岡本太郎名言botなんかあったりしますね。いい言葉を多く紹介されていますよ。
オーギュスト・ルノワール
百の欠点を無くしている暇があるなら、一つの長所を伸した方がいい。
オーギュスト・ルノワール
生きる上である程度の社交性は望まれるものの、
欠点をなくしたところで「普通」になるだけです。「特別」で無二の存在になりたければ自分の長所を伸ばすのが一番ですね。
フィンセント・ファン・ゴッホ
何も後悔することがない。そんな人生は空虚でしかない。
フィンセント・ファン・ゴッホ
かっこいいですよね。
共感してくれる人が限られてきますが、確かに成功続きのときって満たされているはずなのに順調なはずなのにどことなく孤独感というか、寂しい気分になりますよね。
後悔はときに人間の自分が存在していることを証明してくれます。
後悔も悪いものじゃないなと思うことができますね。
ジョルジュ・ブラック
人は想像力を働かせるのに疲れると、才能のせいにして考えるのをやめてしまう。
ジョルジュ・ブラック
ジョルジュ・ブラック、美術界ではメジャーですが知らない人もいるかもしれません。
ピカソと共にギュビズムという新しい様式を展開した画家のひとりです。黒やこってりした画面を良く作っています。
「才能のせい」なんて、言い切ってしまえばその先はありません。何かを諦めるのにはもってこいの言葉ですね。
パブロ・ピカソ
私はいつも自分のできないことをしている。そうすればできるようになるからだ。
パブロ・ピカソ
みなさんご存知、ピカソの名言です。
年を重ねるごとに挑戦の大切さを感じています。できることばかりしていてもそこからは広がりませんからね。
できないことができるようになるあの達成感というか、感動もなかなかクセになるよね。
私は最近ブレボーに乗りたくて練習してます。
おまけ

今回は私に刺さった画家たちの名言を紹介しました。
いかがだったでしょうか。
ちなみにこんなのもあります。
あなたの話を聞いてる時間で僕はネトフリで何本いい映画見つけられたと思う?
オッサン先生
これ、高校時代の恩師に絵の相談をしていて言われた言葉なんです。
いや~~衝撃でしたね!
教師としてはサイアクかもしれませんが、自分の話が他者の時間をとる価値があるのか考えて話すようになったきっかけの言葉です。
当時は結構傷つきましたが、このスタンスって人と関わるうえでかなり大事ですよね。
ムリヤリではあるものの、私の中では大切にしている言葉です。
では今回はここまで!
よきアートライフを!
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