絵を描くとき、作品を作るとき、資料集めは必須ですよね
しかし、一言に資料集めと言ってもこのネット社会で方法はたくさんあって
「どれから手をつけたらいいんだろう?」
「多すぎてこんがらがっちゃう」
って方は少なくないと思います
美術を始めたばかりだったり、もちろんずっとやっていても
「そもそも資料ってどうやって集めるかわからない!」
「今ってどう集めたら効率的なんだろう?」
って方はいますよね
この記事では
「資料ってどうやって集めるの?」
という疑問に解決しながら、資料集めのパターンをすっきりリスト化してしまいます!
資料の集め方
資料の集め方には2パターンあります
自力で集める方法と、既に誰かが持ってるものを利用する方法です
自力で集める方法
- 自分で取材
これは9割必要と言っても過言ではないでしょう
まず、作品を作るにあたって自分が描きたいものがわかっていることが最低条件ですよね
そのために「自分はどう見たか」「どう表現したいか」「どういう形を拾いたいか」など自分自身に取材することも含んでいます
インタビュアーと答える人を一人二役するような感覚ですね!
写実だろうと抽象だろうと
「どこを強く見せたいのか」
「自分はどう見たのか」
というのは考えると思います
そこの部分をドローイングやクロッキーで資料としてメモしておきましょう
もちろん文章でもOKです
- 画集や写真集を見る
持っていればその本自体が資料になってしまう写真集・画集!
描きたいモチーフがたくさん載ってる場合はまさに宝庫!!
マニアだったり、お金に余裕があれば
「描くかもしれない」
「こういうの大好き」
で買っておくのも手ですね
- スクラップ帳を見る
スタンダードな方法ですね
事前に作っておくことで、既に集めておいた自分の好きなものの資料を見られることになるので作ってない方は作ることをオススメします
- 自分で歩いて写真を撮りに行く
描きたいものや、画面の中で使いたいけどどんな形をしてるのか詳しくわからないようなものを自力で写真に撮ってしまいましょう
これはどうしても自分の身近にあるもの限定になってしまいますね
もし、身近にないものを資料にしたい場合は?
誰かに頼ればいいんです
では、次は既に誰かが持ってる資料の利用することによる資料の集め方を紹介しますね
誰かに頼って集める方法
- 遠方の友人やネットで頼む
今は誰とでも繋がりを持つことが可能なネット社会です
これを使わない手はない!
TwitterやLINEなどのSNSで友達に「○○の写真持ってる?」とか掲示板で「○○の画像をください」と募ってみましょう
この方法は結構大穴でして、全く応答がなかったり、ときどき誰も持ってないようなスペシャルな画像をくれるので欲しくなったらやっといて損は無いくらいの認識で大丈夫です
- ネットで資料を探す
これは結構主流でGoogleやYahooで画像検索する人は多いと思います
欲しい資料専門の販売サイトを漁ったりする人も多いですね(化粧品をモチーフにしたければ化粧品会社のサイトを見る など)
しかし、もう1つ、あるサイトを一緒に使うとより効率的に資料が集まります
そのサイトとは…
Pinterest(ピンタレスト)です
Pinterestのサービスサイト↓
https://www.pinterest.jp/
Pinterestをご存知ですか?
画像に特化した検索サイトで、自分だけのブックマーク(ピン)として保存したり、さらにそれをフォルダ分けできるスグレモノ!
誰かが保存したブックマークフォルダを覗き見できたりしますし、公開非公開設定もできるので便利この上ない!
参考にしたいアーティストや好きなアーティストの作品を保存するのにも長けてます
マイナーなアーティストでも出てくれたりするので私は気に入っています
今活動している絵描きはほとんど利用しているサイトです
操作もシンプルで圧倒的に使いやすい!
無料なうえ登録も簡単なので使わない手はないですよ!
並行してInstagramもオススメです
こちらも無料で利用可能なので手を出しやすいアプリですね
PinterestやInstagramはいわば誰かが既に集めておいたスクラップ帳を見られることになるので、使ってるだけで目も肥えますし、本当に使わない手がありません
使ってない人と使ってる人とでは絵に差が出るのではないでしょうか
集め方まとめ
自力で集める方法
- 自分の手で取材
- 写真集・画集を見る
- スクラップ帳から探す
- 自分で撮影
誰かに頼る方法
- ダイレクトに募る
- ネットで資料探し (画像用の検索エンジンを利用)
どうでしたか?
今回は資料集めの方法をシンプルにご紹介しました
これを全てやれば必要な資料は集まります
資料集めは大事な段階にあたるので根気強くやってみてくださいね
ちなみに、Twitterでもオシャレな画像だけをアップしているアカウントがありまして、そちらもオススメです
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