【意味しってる?】覚えておくと安心な美術の用語9選

 

こんにちは。美術オタクのゴリアテです。

 

 

美術の先生や界隈の人と話していて

 

「え?今なんて?」

「単語の意味がわからなくて話についていけない…」

現象にあったことはありませんか?

 

今でこそ流ちょうに話せるものの、なかにはしっかり辞書で調べたとしてもそのままの意味で使っていなかったりするので学生時代、私はなかなかに「?????」となっていました…

そのおかげで想像力や解釈・考察力は鍛えられたんですけどね。遠回りしました。先生も言語化が得意じゃないようだったので本当わかるのに時間がかかった。

まずどのジャンルでも親切に、知らない人にもわかるように話せる人ってなかなかいません。

 

そして界隈に属し言葉を使っていても本当に意味を理解していなかったりもします。

 

 

 

さて、長い前置きはここまでにして

 

今回はそもそも美術用語たくさん覚えるのは大変だし…という人向けに

「これわかりにくいよね。」というものも含め、私なりに美術界隈の人が会話内で頻出しやすい美術用語9つに絞って紹介します。

 

 

まぎらわしい美術用語・一覧

 

テレピン

別名「ターペンタイン

油絵は描く際、通常は「溶き油」というものを使って油絵の具をほぐします。水彩画でいうところの水です。

テレピンはそのなかで最もメジャーと言っていいほどの溶き油です。かなり便利なので冗談抜きで一番多く使われているのではないでしょうか。

溶き油のなかでも揮発性油(きはつせいゆ)というものに分類されます。

 

たまにテレピンを使ったジョークを言う人もいるので、知っておいて損はないかと。

 

稜線

デッサンや静物画でよく使われる言葉ですね。

 

稜線とは、辞書的な意味で言うと連なる山々の尾根を指しますが、美術界隈でいうと、形の変わり目の線のことです。

 

輪郭線とはまた違い、「影の稜線」やら「形の稜線」やら使い分ける人も多く、

だいたいは変わり目の線という意味で使われています。

 

 

タブロー

これをはじめて耳にしたのが高校1年生の頃なのですが、

「タブ郎さん」という人名だと思っていました;

 

まあ全然違うんですけども。

 

タブローとは

壁画ではなく、板やキャンバス画を指す。 また、絵画に於いて完成作品を指す言葉でもある。

引用元:wikipedia

wikipediaにはこう書いてあるんですよね。このままの意味で使う場合もあるのですが、、

 

「スタンダードな絵画」とか「完成度を高めた絵画」、「完成することを目的とした作品」という意味で使う人もいます。

 

 

リトグラフ

美術館や美術の教科書でよく目にする文字列だと思います。

絵画でいうところの「油彩・キャンバス」と書いてあるところに載ってます。技法といいますか、媒体の一種ですね。

リトグラフとは石版画のことです。版画なので、もちろん量産可能ですね。

 

リトグラフと描かれていたら

あ~、石の版画ね。

と思っていただければOKです。

 

 

これが金属板の版画になるとエッヂングといったり銅版画といったりもします。

もうちょっと進むとシルクスクリーンというものもあります。ここまでくるともはや印刷技術ですね。

 

 

ドローイング

主に作品のアイデア出しだったり、思考のアウトプットとして描くものです。

紙とペンさえあればできるのでクロッキーとも似てると感じる人もいるかもしれませんが、こちらは基本的に実物を描くのではなく、自分の頭の中を描くものです。

 

これまたややこしいものでして…話すと長い。

ドローイングについてはこちらの記事で詳しく書いています。

 

 

インスタレーション

私は美術科の高校に通っていたのですが、授業でやるまで知らない分野でした。

絵画や彫刻とはまた違う空間芸術のことです。

モチーフを作ったり置いたりして空間ごと作品にするというアートのジャンルです。

 

こればかりは説明するよりも見たほうが早いですね…

インスタレーション作家だと、塩田千春さんが有名です。ドローイング作品も素敵ですよ。

 

「草間彌生 インスタレーション」と検索してもニュアンスがつかめるかと思います。

 

 

アカデミック

割と頻出です。美術の先生使いがち。

アカデミックとは、主に「美術に専門的な人が作った」という意味にあたります。

 

「アカデミックな作品」というのを、

「美術の学校で習った技術っぽい」よね。という意味にとれたりもします。

 

 

この言葉は悪い意味で使う人もいれば「基礎がしっかりしていて安心できる」という意味で使う人もいますね。話の流れで見分けるしかないです。

 

 

日本画

これは特に

「え?何ソレ?」

という方が多いのではないでしょうか。

 

葛飾北斎~などをイメージされるのではないでしょうか。

実は現代では和紙に岩絵の具という宝石を砕いた粉を(にかわ)という動物性油にとかして使われる技法を使った絵画を指すものがメジャーです。白色は胡粉を使ってあります。

美大受験ではガッツリ描写力や技術を試される静物水彩が試験に出されているので「日本画専攻には描写が必要」という考え方が充満していたりします。

 

そこについて私自身は詳しい言及を控えますが、描写力を使わない日本画家も存在しているとだけ言っておきますね。

 

もちろん墨絵浮世絵屏風絵も日本画にあたりますぜ。

 

 

水張り

紙に水彩などで絵を描くとヨレますよね。

 

水張りとは、完成時点で紙がヨレないようにするための対策です。売り物になってる作品は大抵水張りが施してあります。

水張りのやり方・剥がし方等はこちらの記事で紹介しています。

 

 

最後に

 

今回はこれまぎらわしいよねあるあるな美術用語9選を紹介しました。

いかがだったでしょうか!

 

ちなみに、俗っぽすぎるかなと思って一覧には入れませんでしたがファイン系という言葉を使う人もいますね。

主に問題を解決するためのアートであるデザイン系と区別するための言葉で、ジャンル的には絵画や彫刻、インスタレーションのことをいいます。「ファインアート」が語源です。

 

 

 

実はテンペラ画などモザイク画なども紹介したかったのですが、そこまでいくと美術史が語れてしまうのでここでは省きました。

もし、これ以外にわからない単語が出てきたら人名やら品名やらの固有名詞の可能性が高いですぜ。この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

 

では今回はこのへんで!

よきアートライフを!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です