【アルケーとは?】万物の根源とは何か

 

 

 

世界は何を根源として回っていると思いますか?

今回はそこに焦点をあて、あなたの思う「根源」を探ってみましょうか。
それをテーマに作品を作って見ましょう。

 
なあに、手放しで考えろなんて言いませんし、難しい話ではありません。
過去の哲学者たちの考えた「根源」も紹介していくのでね。
自分の思う世界の根源とは何なのか、考えながら読んでみてください。

 

これはいい絵の題材になると思いますよ。

 

 

ではいってみましょう!

 

 

 

アルケーって何?

 

 

アルケー(arche)とは
ギリシア語で「始まり・根源・原理」を表す言葉です。
今回の話のテーマとなる言葉ですね。

上記で「根源」と呼んでいたものもこのアルケーを指します。



哲学用語としてあるので、今回だけではなく今後とも覚えておいてもいいかもしれません。

 

 

「万物の根源は○○である」

 

ではさっそく、過去の哲学者たちの考えをいくつか紹介していきましょう。

 

 

万物の根源は水である

タレス

 万物の根源はだと言ったタレス(哲学の創始者)さん。
「自然は運動変化し、生成流動する生命をもったもの」と考え、そういった自然のアルケーはだと言いました。
「命は湿気・水気に養われている」といった考えからきてるのでしょうね。
確かに水がないと生きていけませんものね。

 

 

万物の根源は空気である

アナクシメネス

アナクシメネスさんは万物の根源を「空気(プネウマ)」と言いました。
ここでいう空気とは静物画呼吸する息・気息という意味です。

息によって生命が活動するのと同じように、息から生命は生まれる
と説きました。

生き物が空気によって生きるように、万物も空気の変化から生まれる。とね。
たとえば、空気は薄くなると熱くなって火になり、濃くなると冷たくなって水・石・土になる…といったふうにすべては空気の変化によって生み出されてるんだと言っています。

 

 

 

万物の根源は無限なるもの

アナクシマンドロス

上記で紹介した二つに対し、アナクシマンドロスさんは
「万物は水や空気などに限定できない」
と言っています。

万物は無限なるものから生まれ、またそこへ消滅するという循環を繰り返すと説きました。

 

 

 

万物は流転(るてん)する

ヘラクレイトス

ヘラクレイトスさんは「万物は流転する」(パンタ=レイ)と言いました。 
「同じ河に二度と入ることはできない」「太陽は日々に新しい」といったふうに万物は絶えず変化して流動すると説きました。

  

 

 

有るものはあり、有らぬものはあらぬ

パルメニデス

さて、ここまでは万物の根源はなんだなんだと話しましたが、パルメニデスさんの考えはシンプルです。
「有るもの」は確かに存在しているが、「有らぬもの」である空虚や無の存在はありえない(存在一元論)と言っています。

ゆえに、無がある前提で話している永久不滅や運動自体も否定しています。

 

 

 

人によって似てたり、まったく意見が違ったりとおもしろいですね!
他にも根源は原子(アトム)だ四元素だと言った人など、まだまだいますので、詳しく掘りたい方は「自然哲学 アルケー」でググってみると良きですよ!

 

 

 

 

最後に

 

 

今回はアルケーの存在、またアルケーに対してのそれぞれ哲学者の考えを紹介しました。

いかがだったでしょうか。

 

 

 

 

どうでしたか?イメージは掴めましたか?
イメージはつかめなくとも、考えてみるきっかけになったとしたら幸いです。

考えたことなかったことだったのならなお良い。新しい思考は何かしら進化を与えてくれるからね。

 

 

そしてイメージがかたまったその時、あなたの思うアルケーをテーマにして描いてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した哲学者たちのアルケーを参考にするのも良きですし、あえて「無」をとるのもアリアリですな。

 

ちなみに現在(2020年12月7日時点)の私の考えは「万物は流動するもの」ですね。
一見「流動」という言葉を用いたタレスの「万物の根源は水なり」という考えに被るように見えますが、ちょっと違います。私は水が蒸発して雲となり雨として地に戻るような「循環する」という考え方が強いです。
しかし、大元は変わらず存在していて、そのテンプレを用いた無限に生み出せるコピー達が生まれては消え生まれては消えの循環を繰り返す。そういうイメージです。

この場合の流動とは私はイデア論が好きなのでこういう考えに至るのかもしれませんね。

 

誰が説こうとも世界自体が変わるわけではないので解釈は自由でいいね。
そう考えると今回紹介した論はすべて「万物のアルケー」のイデアの影ですね…

 

 

「イデア論?何ソレ?」となった方はイデア論の話は
こちらにまとめていますのでぜひのぞいてみてください。

私はこの考え方、常々思っていた事象に心当たりがありましてね。

 

 

 

 

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